シャッターを押す瞬間 背景と水平
こんにちは。
前回は被写体を見つけよう!という記事を書きました。
今回は、撮影するときに気にする2つのポイントを書きます。
構図も重要ですが、まずは、この2つのポイントを意識できるだけで結構表現が変わりますので
ぜひ参考に。
【ポイント1】主題を意識し、主題以外は引き算してみよう。
背景整理、といいますが、撮りたい(見せたい)もの以外の要素を省いてみましょう。
・画面上から完全に外してみる
・ボカす
・流す
・白飛びさせる、黒つぶれをわざとさせる
・シンプルな背景を選ぶ
この辺ですね。
見せたいもの以外のところに目線がいってしまうと、何を表現した写真なのかわからなくなるので、
それを避けようということです。
イメージ的には、オーケストラ見に行って、1人裸のおじさんがいたら、それが気になっちゃって音楽どころじゃないですよね。
そういう感じです。
例えば、流鏑馬だったら流し撮りで人と馬以外を流しちゃう、とか。
【ポイント2】水平を意識して安定と不安定を使い分ける。
人の目は、水平方向にちゃんと揃っていると安定感を感じ、水平がとれていない(傾いている)と不安定に感じます。
なので、安定を表現したいとき(静)は、水平を意識しましょう。
しっかり水平をとると動物もどっしり見えますね。
逆に不安定を表現したいときは
こんな感じで、あえて斜めにしちゃいます。
動いていないお台場のガンダムが、動き出しそうに感じません?
たったこれだけですが、表現の幅が広がります。
ぜひお試しください。
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